橋下徹氏の筆跡診断

橋下徹の筆跡

大阪府知事と大阪市長のダブル選挙で勝利し、自らが率いる地域政党「大阪維新の会」の幹事長、松井氏を府知事に据えるとともに、大阪市の新市長となった橋下徹氏。

今後、その動静にますます注目が集まりそうな橋下徹氏の筆跡を、簡単に診断してみましょう。

★「話しやすそうな人」という感じの1行目

まず、1行目の「大阪府知事」の筆跡を診断します。

全体に、文字が右側に傾いています。横書きの場合、右側は文字の進行方向ですから、気持ちが未来の方へ向いていて、積極性に富んでいると見ることができます。

文字の角は丸く、発想力や柔軟性があることを示します。「はね」の状態からも、心理や行動の切り替えの早さが伺えます。『行列のできる法律相談所』に出演されていた頃の、橋下氏の笑顔あふれる軽快なトークが思い出されます。

また、自我の強さを表す縦線の頭部の突き出し方は、「大」は普通かやや出気味ですが、「事」はまったく上に出ていません。必要とあらば、人と歩調を合わせられるタイプと言えるでしょう。

「事」は自己流に崩した変形字でもあり、型破りなところがかいま見えますが、それでも全体には読みやすい筆跡です。

★2行目の名前のサインは別のヒトのよう。

ところが、「橋下徹」という名前の部分には、また別の性格が表れています。

こちらは、どの文字も、ちょっと判読できない崩し方で書かれています。ずいぶん大胆な自分流の崩し方で、この部分だけを見ると「超越字」という診断になります。

それで思い出すのが東京都知事・石原慎太郎氏のサインです。
石原氏の筆跡も昔から読みにくいことで有名で、同じ超越字の特徴があります。

超越字はどういう性格を表すのかというと、「人に読みやすく」とか「わかりやすく」といったことを放棄しているわけですから、強引に自分の思いを押し通す人、つまりワンマンタイプに多いのです。その分信念が強かったり、実行力があるわけで、強力なリーダーシップにもつながります。歴史上の人物では織田信長などが書いていました。

今回の選挙で橋本氏とその仲間が圧勝した背景には、かつての都知事選挙のように、実行力や強いリーダーシップを求める有権者のニーズがあったことは確かです。

橋下氏の筆跡にも石原都知事型の特徴があったことに、筆跡心理士として非常に興味をひかれました。

橋下氏の場合、もしかしたらサインということで、芸能人のそれのようにデザイン性を重視して大胆に崩したのかもしれませんが、政治家のサインとしては、それ自体が型破りともいえます。

さまざまな有名政治家のサインを調べてみましたが、たまに達筆で読めないものはあっても、自己流で崩しているために読めないというのは、石原氏と橋下氏のお二人以外には見つけられませんでした。

と書いたところで、今回の選挙に関して、石原都知事がこんなふうに語ったという記事を見つけました。

<橋下氏の強引な政治手法が、相手陣営から「独裁」と批判された点は、「独裁じゃなくて独断だ。発想力がある人間がトップダウンで進めなければ、物事は動いていかない」と擁護した。>(2011年11月28日20時07分 読売新聞「石原知事 橋下氏は独裁じゃなくて独断だ」より抜粋)

大阪維新の会についても大阪都構想についても、私自身はまだ判断のつかないところだらけなので、政策については何とも言えません。

ただ、筆跡心理学の面から言えることは、このようなサインを書き続けている間は、「強引」とか「ワンマン」とか評価される言動が続きそうだということです。

自分の名前をどのように書くかということは、自己イメージの表れでもあり、それを書き続けることは、そのイメージをくりかえし自分の脳にインプットしていくことでもあるからです。

<追記・その後、石原都知事は「日本維新の会」の設立を表明しましたね。大阪維新の会と連携するとか。意外性、まったくありません。>

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