浅田真央選手の筆跡診断

浅田真央の筆跡診断

フィギュアスケートの浅田真央選手が、2011年の全日本選手権で村上佳菜子選手を抑えて逆転優勝を果たしましたね。

お母様の告別式の翌日から練習を再開したとのことで、精神的にかなりつらいものがあったと思います。そういう状況下でもしっかりと実力を発揮できたのは、やはり日頃の精進のたまものでしょう。

そんな真央ちゃんの筆跡診断をしてみたいのですが、いくつか筆跡を拝見して気がついたのは、転折(文字の角)の書き方の変化です。

上に載せたのは、今年2011年、東日本大震災のチャリティーのために書かれた色紙です。フィギュアスケートの選手らしく、氷の上に軌跡を描いたような可愛らしいハートが印象的ですが、ここで注目したいのは「がんばろう日本!」という部分です。どの文字も非常に角が丸いですね。

一方、2009年に書かれたこちらの色紙を見ますと、「福岡屋」という文字が、逆にとても角張っています。(福岡屋さんとは、真央ちゃんお気に入りのいちご大福を売っているお店だそうです。)

角張った文字は、根底に「お手本に忠実に書こう」という意識があります。それがルールをきちんと守る真面目さや、几帳面さにつながるわけです。

また、この筆跡では接筆(縦線と横線のつなぎ目)もきっちり閉じているので、さらにそうした性質が強まって、生真面目、潔癖、妥協できない、融通がききにくい……といった傾向が見てとれます。

でも、2年経った今年の筆跡は、接筆は相変わらず閉じていますが、文字の角の書き方は大きく変化して、普通以上に丸くなりました。

角の丸い文字は、明るさ、柔軟性、発想力などを表します。「厳密に型通りに書かなければ」という意識から自由になっているからこそ書ける文字です。

今回の全日本選手権でもこの前のグランプリシリーズでも、真央ちゃんのそうした変化は演技にちゃんと表れていました。

トリプルアクセルにこだわりすぎず、臨機応変な演技でしっかりと勝ちにいける「しなやかな強さ」。それがしっかり自分のものになっていると思います。

まだまだ若い真央ちゃんですが、世界の頂点をめざして戦ってきた、人並み外れた経験の持ち主でもあります。これからも、内面の成長・変化に応じてまた筆跡が変わっていくでしょう。

世界選手権やオリンピックではどんな演技が見られるか、その時にはどんな筆跡になっているのか、今からとても楽しみです。

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