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「解雇されても5億円」は吉か凶か

招き猫

先週末ですが、「カナダの工場労働者たちが共同で購入した宝くじが5億4400万円の大当たり」というニュースが流れました。

ただ当てただけなら「ラッキーね」で終わる話かも知れませんが、興味深いのは、宝くじを買った18人のうち10人が会社から解雇を告げられ、その同じ日に当せんがわかったという点です。

ひとりが「大金持ちにはなれないけれど、残りの人生は安泰だ」とのコメントを残しています。

ヒトゴトながら、私も「こういう明るいニュースはいいなぁ」と嬉しくなりました。

心情的にはそうなのですが、ただ。。。

運という観点では、ただ「よかった」で済まされる話でもないわけです。

人間万事塞翁が馬という言葉もありますし、その時点の吉凶や幸不幸だけを見て、残りの人生が安泰だとか、もうダメだとか判断するのは、ちょっと先走りすぎなのですね。

もう少し言うと。。。宝くじのようなギャンブル性の強いものは、単純に運がいいから当たるというものではないようです。

むしろ運が不安定な時こそ当たりやすいので、その後の対処が大事なのだと、ある東洋系の占い師の方に教わったことがあります。

解雇と高額当せんが同時にやってくるというのは、まさに安定を欠いていますね。

その方は、宝くじで当たったお金は残るモノには使わないこと、必ず一部を寄付することをすすめていました。

まあ、あまりいい種類のお金ではないから、その「気」をずっとまとっているのはよくないし、寄付というプラスの行為でそのマイナスを薄めるのがよい、という考え方が根底にあるわけですね。

それが全面的に正しいのかどうかはわかりませんが、たまたま得た大きなお金を自分のためにしか使わないというのは、運がどうこう以前にケチですよね。

普段は宝くじをまったく買わない私ですが、ふと買って万一当たった時には、ちゃんと寄付もしようと思っています。(←「も」の部分に煩悩が表れているな~と思ったあなたは鋭いです^^;)

願わくは、5億円大当たりの18人のみなさんが良いお金の使い方をして、この先平穏な人生を送られますように。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • こんにちは。
    復活しました。
    このニュース見ました。
    一生分の金額だとか、でもですね、
    あっという間に使っちゃわないか、ある意味心配です(@_@;)

  • ももぴっぴっさん、こんばんは^^
    そうですね、そういう例は多いみたいですものね。
    浪費癖がついて破産する人もけっこういるようで……
    強い意思やポリシーがないと大変そうです(^_^;)

  • こんばんは。

    解雇されたその日に宝くじ5億円当選で山分けってすごいニュースだなと思いました。
    運が不安定なときほど当たりやすい、ですか~。
    海外で若くして高額当選した人が何億(何十億?)というお金を数年で使い切ってその後貧乏になったニュースを見たことあります。
    高額当選したらどこからか話が広まり周囲から「お金を貸してほしい」「寄付してほしい」「お金持ちになったんだからおごってほしい」とお金目的で近づく人が集まるようになってしまったという話を聞いたこともあります。
    棚からぼたもち、不労取得な高額当選金はあまりいい種類のお金ではないというのは納得できます。

    応援ポチです^^

  • 未来さん、こんばんは^^
    インパクトのあるニュースですよね。
    当せんが公表されてしまった場合はどうしても人が群がってきますね。
    隠すのが一番と言われますが、それも精神的負担になりそうです。
    突然入ってくる大きなお金というのは、色々な意味で人間を試しますね^^;

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