人相が悪くても開運する方法

食は分限より少くとる者は相貌悪しくとも吉なり。相応の福分あって短命は無し。なお、老年、吉なり。
食の量、自己の分限より多き者は、たとい相貌善きと云えども、諸事調ひ難し。年を経るに従ひ、心労たえずして、老年は凶なり。

(水野南北「相法修身録」)

以前、ダイエットと開運でも書いたように、食事のしかたと運命は切り離せないようです。

食事は健康と直結するものですから当然といえば当然ですが、江戸時代に観相学で日本一といわれた南北先生は、「人相が悪くても、節度を持って少なめに食べれば良い人生になり、人相がよくても食べ過ぎれば年とともに心労につきまとわれ、不運な老年になる」とまで言っています。

食を慎むことが人相の悪さを補ってくれるというのは、私はこの言葉にふれて初めて知りました。

運命は、さまざまな要素がからみあって決まるもので、「人相だけ」とか、ある特定の部分を見て判断すると間違えやすいということを教えてくれる、インパクトに富んだ言葉だと思います。

南北先生が活躍した江戸時代にはカロリーや長寿遺伝子のことなど何も知られていなかったのに、少食や節食の大切さをこんなふうにズバリと指摘していたなんてすごいですね。

この方に限らず、先人が著した生きる知恵満載の書物にふれると、「すでに言われてきたことを科学が後追いして裏付けをとっている」という感じのことが本当に多いなあと思うこの頃です。

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