潜在意識は知っている

 夢において(とコールリッジは書いている)イメージはそれがもたらすと一般に思われている感覚を形象化する。

すなわち、スフィンクスが我々を威圧するがために我々は恐怖を覚えるのではなく、我々の抱く恐怖を説明するためにスフィンクスの夢を見るのである。
(ホルヘ・ルイス・ボルヘス『夢の本』)

本棚から引っ張り出した古い本を開いたら、この言葉が目にとまり、「最近感じていたことそのもの!」と、ときめいてしまいました。

夢占いをかじって20年以上になりますが、夢に表れるイメージ、あるいはシンボルが自分の中にしみこむにつれ、こういう感覚がどんどん強まってきたのです。

夢が自分に働きかけてくるというよりも、自分自身が、夢を通して自分に何かを伝えようとしている。という感じです。

夢の中で電車を乗り換えるから状況が変わっていくのではなく、「状況が変わっていくことにうすうす気づいている」から、電車を乗り換える夢を見る。そして「やっぱりそうかと思う」。

おそらく、眠りの中にいて、無意識、あるいは潜在意識に支配された私は、覚醒した私よりもずっとたくさんのことを知っているのです。

自分が今どんな状態にあるか。また、これからどんな状態に移行しようとしているか。

これはもちろん、私だけの話ではありません。

きっとあなたもそうであるはずです。

その意識、あるいは潜在意識とどれくらい仲良しになれるか?

つまり、そこにアクセスする手立てがしっかり自分のものになっているかどうか?

それは、運命に翻弄されるか、自分で運命を創造できるかを左右する、重要なポイントだと思います。

このへんのお話、明日も続きます。

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