オバサンとレディの間

おばさんとレディオジサンのお連れ合いはオバサンで、オバサンの良き伴侶はオジサンである。オバサンと夫婦のジェントルマンというのもあまり見ないし、オジサンと夫婦のレディーというのもいなさそうである。
(加藤和彦『優雅の条件』)
なんと、ズバリ言い放っていることでしょう。

似ているから伴侶になるのか、伴侶になるから似てくるのか、

おそらくその両方なのでしょうけど、

パートナーとして続いていく二人というのは、やはり、お互いにいろいろな意味でふさわしいし、似通ったものを持っているのだと思います。

たとえ、パッと見がチグハグで、「なぜ、あの人とあの人が?」と思わせるようなカップルだとしても、やはり同じことが言えると思います。

オジサンとかオバサンとかレディとかジェントルマンというのは、要は精神性の問題だからです。

外見的なスタイルとかセンスは、二の次です。無視すべきことでもありませんが、でも、二の次です。

シャネルスーツを着たオバサンもいれば、割烹着を着たレディもいますものね。

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